

「おひさまパン」
著者 文・絵/エリサ・クレヴェン
訳 江國香織
発行 (株)金の星社
発行年 2003年7月
掲載レシピ
・おひさまパン
ある日、お日様が突然隠れてしまい、世界は厚い雲に覆われて冷たい風が
ビュウビュウ吹いて、住人の動物たちは寒くてうんざり。
そん中、犬のパン屋さんは、お日様の形をしたパンを作ります。
おひさまパンは、お日様の色にこんがり焼けて、いい匂いを漂わせ、
動物たちは鼻をクンクン。
一口食べれば、身体ぽかぽか、心も体を躍り出します。
それはやがて厚い雲の向こうにも届いて・・・・。
日本神話では太陽神であるアマテラス大神は、踊りに導かれて姿を現しましたが、
こちらは、パンです。
こっちの方がおいしそうですけど、神話と創作絵本ですからね。
訳は、作家の江國香織なのが驚きでした。
絵本の翻訳は多く手がけているようです。