膳文庫

「衛宮さんちの今日のごはん」第１１巻

著者　マンガ　TAa　原作　TYPE-MOON　料理監修　只野まこと

発行　角川書店（kadokawa　Comics　A）

発行年　２０２５年３月２６日

掲載レシピ
・野菜ごろごろカレーライス
・和風しそパスタ
・２層のオレンジゼリー
・ケークサレ
・サラダチキン
・ガパオライス

　人気ゲームの料理マンガです。
　今巻もおいしそうな料理が多いです。

「まどろみバーメイド」第１７巻

著者　早川パオ

発行　芳文社（芳文社コミックス）

発行年　２０２５年６月２８日

掲載カクテルレシピ
・チャイ酎
・マグノリアブロッッサム
・カミカゼ
・檜のオールドファッション
・ウェルカムドリンク
・ドライトマトのマティーニ
・シャンディーガフ
・カルーア
・キャロル
・ジンリッキー
・ホットトディ


　女性バーテンダーが活躍するカクテルマンガ。
　今巻の目玉は、高級寝台車両のバー車両で飲めるカクテルですね。
　すごいのは、作中に登場する４７都道府県に係るおつまみとカクテルの組み合わせ。
　全部、作者自ら探し出して作り上げたと言いますから、その取材力に頭が下がります。
　その熱意が伝わり、読んだら寝台車のみならず旅先でバーに行きたくなりました。


　
　

「騎士王の食卓」第４巻

著者　ゆづか正成

発行　講談社（シリウスコミックス）

発行年　２０２５年４月８日

掲載レシピ
・レモン風味のアーモンドパン
・いちじくのワイン煮
・ワインスープ

　中世ヨーロッパ風の騎士道ファンタジー第４巻です。

　できかけた先で気になる騎士を見つけて、知らぬ事とは言えトークンを贈ったり、
裏切りと略奪者と対峙することになったり、濃い内容でした。




　

「ヤンキー君と科学ごはん」第６巻

著者　岡叶　原案／樋口直哉

発行　集英社（ヤングジャンプコミックス）

発行年　２０２５年４月２２日

掲載レシピ
・味噌汁
・肉じゃが
・パンプキンチーズケーキ

　以前に登場した大阪弁の千秋の友達の事情が語られています。
　根はいい子そうなんですが、彼にも誰か信頼できる人が出来ると
いいんですが。
　

「舞ちゃんのお姉さん飼育ごはん」第６巻

著者　秋津貴央

発行　竹書房（バンブーコミックス）

発行年　２０２５年３月３日

掲載レシピ
・五目いなり
・ポテトサラダ
・からあげ
・麻婆茄子
・フライパンdeピザ
・キャロットケーキ

　お料理上手の小学生舞ちゃんに高校生小説家のお姉さんがおいしいごはんで、
餌付けされるマンガです。
　前巻唐突に舞ちゃんのお父さんが出てきましたが、なんとか収まりました。
　さて次は、二人で初旅行編か。続きが気になります。

「のはらひめ　おひめさま城のひみつ」

著者　作／なかがわちひろ

発行　徳間書店

発行年　２０１５年５月３１日

　お姫様に憧れる女の子、まりちゃん。
　そんなある日、まりちゃんの元におひめさま城からお迎えが来ました。
　お世話係のおばあさんの話によると、ここで勉強をすれば立派なおひめさまになれると
知り、まりちゃんはおひめさまになる勉強をすることになります。
　その内容は、上品な仕草の仕方を学ぶことからデーブルマナーに、知識の教養、
果ては恐ろしいドラゴンとの戦いまで幅広く、盛りだくさん。
　そして、最後のまりちゃんがなりたいと願うおひめさまとは・・・。


　以前からなんとなく知っていたのですが、新聞の書評に紹介されてちゃんと読んで
みたくなって購入して読んだら、大人でも充分な読み応え。
　妙な現実味のある内容に、子供なら即座におひめさまになるのを諦めるかも知れないし、
大人だとおひめさまになることととはどういうことか納得できる内容でした。
　書評にはたしか、著者の先生がおひめさまに憧れる自身の娘さんのために書いたと、
書いてあった気がしましたが、なんでこんな現実感あふれる内容にしたのか。
　世界中の名作に出てくるおひめさまのエピソードはちりばめられていましたが、
現実のおひめさまの大変さを知ると現実の大変さに他ならないです。


　おひめさまに憧れを持つ人にはおすすめの絵本です。

「４・５・６ずかん　なんになる？りょうりずかん」
著者　絵／せきぐち みほ

発行　えほんの社

発行年　２０２４年１２月１日

掲載レシピ（詳細でないもの）

・ハンバーグ
・カレー
・ナポリタン
・ラーメン
・にくじゃが
・とんかつ
・たまごサンド
・オムライス
・ロールキャベツ
・チャーハン
・コロッケ
・カルボナーラ
・とんじる
・ぎゅうどん
・チキンドリア
・フレンチトースト
・おやこどん
・とりのからあげ
・ぶたのかくに
・ひやしちゅうか
・ポトフ
・やきそば




　皆が知っている料理はどんな材料からどうやって出来ているのでしょうか。
　それらをクイズ形式のフルカラーのほっこりしたイラストで紹介してくれる
子供向けの図鑑絵本です。
　個人的には料理の作り方は詳細な方がいいですが、料理を作る事へのとしては
充分な作りとなっていると思います

「和室はすてき　こんなおうちにすみたいな」

著者　作／武田美穂　監修／片山和俊
発行　ほるぷ出版

発行年　２０２４年１２月１７日

　従来型の日本家屋の魅力を紹介する絵本シリーズの一冊です。
　この本は、絵本と言うよりマンガ調で、昭和中期頃までによくあった、つまり
サザエさんやトトロに出てくるような家で、和室に広縁から見える光景の魅力などを
紹介しています。
　すごく素敵な絵本で、和が好きな人にはぴったりの一冊です。

「THE　CAKE　BOOK」

著者　え／シャルロット・ラメル

発行　BL出版

発行年　１９９７年１０月１５日

掲載レシピ（詳細でないのもあり）

・ケーキ

　こびとのような二人組が身体を張っておいしそうなケーキを
作る様子を描いた絵本です。
　文章はなく、材料の名前があるだけ。それとケーキの詳しい作り方が載っています。

　絵は、セル画との組み合わせで描かれ、スケッチブック形式という珍しい形態の
絵本となっています。
　

「和室はふしぎ　へんしんする家のひみつ」

著者　監修・文／上西明　絵／三浦愼

発行　ほるぷ出版

発行年　２０２５年２月１８日

掲載レシピ（詳細でないのもあり）

・なし


　和室の魅力を紹介する絵本シリーズの一冊です。
　今なら古民家と呼ばれる日本家屋の仕組みや魅力、季節ごとの使い方などを紹介しています。
　京都の町家の仕組みを改めて紹介されていて、商店の部分と民家の部分が言った地となっている
建物間取りが、すごく使いやすそうで、こういう家なら建ててみたいと思いました。
　建物に興味があるならおすすめの絵本です。

「おひめさまのあいうえお」

著者　よねこめ

発行　世界文化社

発行年　２０２２年３月１０日

掲載レシピ（詳細でないのもあり）

・なし

　どこかにある小さな国のおひめさま、ひめちゃんを主人公に、彼女と国王一家の暮らしを
見ながらあいうえおを学べる絵本です。
　本筋は、あいうえおを学ぶですが、絵は可愛いし、立派なパパ国王、優しくて魔法が使える
ママ王妃、優秀で憧れの姉姫ちゃん、よく使えてくれる動物の臣下達などに囲まれる
お姫様の生活を垣間見えるファンタジー絵本としても読めます。

「星のみえない夜は砂糖菓子につつまれて」全１巻

　著者　まつざきしおり

　発行　オーバーラップ（はちみつコミックエッセイ）

　発行年　２０２４年１１月１５日

　掲載レシピ　
・星降る夜のシュガーバタートースト
・おやすみのごろごろバウムクーヘン
・空と月のレモンスカッシュ
・愛する紅茶のりんご飴
・ふわりと浮かぶみたらしだんご
・北極星のメダルクッキー
・きらめくいちごのお手紙クレープ
・私らしくクラシカルプリン
・明日が楽しみになるショコラテリーヌ
・ふかふかあたたまるホットケーキ
・傷梅と星屑のシロップ


　　上手くいかない日常や人生で悩んだとき、見えない星に導かれるようにたどり着くの
星の妖精のような小さな女の子とふんわりとした猫が営む喫茶店。
　二人と一緒に作るお菓子は、涙を星屑に代えて飲み干し、新たな夜明けを迎えます。

　可愛い絵柄とフルカラーで綴られるそんな易しい物語です。
　私は、この本の中の友達は欲しいし嫌いじゃないけど、一人の時間も欲しい女性の
物語の共感します。自分のしたいことをする時間も必要ですからね。

「おばけのおいしいひと休み」全１巻

　著者　のもとしゅうへい

　発行　KADOKAWA

　発行年　２０２５年２月２６日

　掲載レシピ
・カップラーメンのスープで作る卵おじや
・レタスチャーハン
・豚肉とクレソンのチャーハン
・トウモロコシと枝前の塩ゆで
・いちごジャムのヨーグルトゼリー
・ブルーベリーのベイクドチーズケーキ
・味噌汁
・豚キムチ丼
・鮭と野菜のマリネ
・枝豆入りミートローフ
・さつまいもごはん
・きゅうりとタコの酢の物
・干ししいたけとショウガのスープ
・野菜カレー
・ごちそう鍋


　真面目で頑張り屋の僕は、一生懸命仕事をしていましたが、心身に限界が来て
ある日お化けになってしまいました。
　元の姿を取り戻すために仕事を休むことにした僕は、少しずつ日常を取り戻し、
次の道を模索しはじめます。

　コミックエッセイですが、私の人生はあまり出てこず、優しい絵柄で
おいしそうな食べ物と穏やかな光景が出てきます。