「キッチンのお姫さま」第1巻
著 安藤なつみ 原作 小林深雪
発行年2005年2月4日
発行 講談社
掲載レシピ
・レシピ1 カップ入りプリン
・レシピ2 タラモサラダ
・レシピ3 虹色ゼリー
・レシピ4 クリスマスクッキー
・レシピ5 オニオングラタンスープ
少女漫画雑誌「なかよし」で掲載されていた漫画です。雑誌掲載は読んでいませんでしたが、
単行本は新刊が出るたびに買っていました。
原作の小林深雪先生は、料理漫画の原作をするのは二回目ですね。一回目のマンガが、私が料理漫画に目覚めるきっかけを作った作品でした。
小林深雪先生は、講談社から出ていたティーンズハート文庫でたくさんの少女漫画を描いてい
て、一時期図書館にあるだけ読んでましたね。
妙に恋愛臭くなかったが良かったんですが、この「キッチンのお姫さま」は、ストーリーと設
定からして、少女漫画の王道を行く作品で、私は苦手でした。
なにより、ライバルになるキャラの性格が最悪なのばっかりでしたから。根は悪い子じゃない
んですけれど、おいおいそこまで言うかみたいな。
その分、レシピが良かった。正直それ目当てで買ってたような。
主人子のナジカは、両親を亡くし北海道のラベンダーハウスで暮らしていましたが、ある目的を持って、東京にある寮のある学校「星花学園」に入学します。
その目的とは『プリンの王子様』をさがすこと。
自分を助けてくれた王子様がくれたスプーンに掘られていた紋章が星花学園の紋章と同じだったので、何かつながりがあるんじゃないかとおもったのです。
で、いってみたら、やさしい、頭いい、かっこいい、おまけに生徒会長で理事長の息子の兄に
、顔よし、スポーツできる、口は悪い、愛想なし、でも根は優しいその弟の兄弟に出会い、
特別クラスに入れられ、ナジカかしょうが一つもなしという理由で、一部のクラスメイトに意地悪され、兄弟の幼なじみでモデルもやってる女の子にヘンな因縁つけられ、いじめられと、大変な学園生活を送ることになります。
クラスメイトに意地悪され、心が折れそうになり、北海道へ帰ろうとするも、兄弟に止められ、兄に顔ドアップで特別な能力があることを言われたところで一巻は終わったのでした。