忍者ブログ

膳文庫

 レシピ付き漫画や小説等を収録した文庫です。  

玄米先生の弁当箱 全10巻 



「玄米先生の弁当箱」全10巻
著者 魚戸おさむ 脚本 北原雅紀
発行 小学館(ビッグコミックス)
発行年 第1巻 2008年5月1日
    第2巻 2008年7月5日
    第3巻 2008年12月3日
    第4巻 2009年6月3日
    第5巻 2009年10月5日
    第6巻 2010年3月4日
    第7巻 2010年9月4日
    第8巻 2011年3月3日
    第9巻 2011年7月5日
    第10巻 2011年8月3日
掲載レシピ(詳細なもの)
第1巻 ぬか床を作る方法
    がめ煮 
第3巻 甘酢のマリネ液
    生汁
第4巻 いも煮汁(庄内風)
    いも煮汁(内陸風)
第8巻 玄米スープ

 浮世離れした感じの天然な玄米先生が食文化を通し、人の生活の大切な何かを伝えるマンガです。
 刊行されてから10年以上経ちますが、今も読んでみると心に通じることが多くて、生活や大切なもの変わらない、変わってないんだなと感じます。
 この本で、学校で実施される弁当の日を知り、いくつか本を読んでみました。
 たかが、弁当。されど弁当。
 うろ覚えですが印象に残っているのが、親が見栄っ張りでいつも親が作ったものを自分が作ったと偽って持ってきていた少年が、最終日だけは親から弁当箱を奪うようにして自分で作り、学校まで死守して持ってきたという話ですね。親は途中まで追っかけてきたらしいです。どんな親
だったんだろう。
 今も全国で実施されていて国も後押ししているらしいです。

 魚戸先生は、ヒューマニズムあふれる作品をいくつか書いていますね。
 以前紹介した「ひよっこ料理人」にも玄米先生がほんの少しだけですが登場します。
 家裁の人読みたくなったな。

PR

コメント

プロフィール

HN:
神乃有月
性別:
女性
自己紹介:
膳文庫(かしわでぶんこ)管理人です。
歴史と料理本が好きです。
現在は、レシピ付き本を日々捜索中です。

 

リンク