信長のシェフ　第１巻から第６巻

　なぜか平成の時代から戦国時代に来てしまったらしい料理人ケン。
　記憶を失い、自分のフルネームさえ覚えていない彼が覚えているのは、自分はこの時代の人間ではないことと料理だけ。
　この時代ではあり得ない料理の知識と腕前を屈しする中、戦国時代最凶の男織田信長に見いだされたケンは、彼とともに戦国時代の終わりを駆け抜ける。

　タイムトラベラーものですが、ケンが記憶喪失のせいか料理以外の現代の知識や感情が邪魔に
ならず、時代物として違和感がありません。
　なので、基本的にタイムトラベラーものに違和感を感じて読めない私でもすんなり読めます。
　グルメものですが。戦国時代の知識も豊富でその面からしても面白い漫画です。

　第１巻から第６巻は、信長の京都上洛から第一次信長包囲網までを書いています。
　第５巻にでてくるあんパオンを見ると、小さなあんパンが食べたくなってヤマザキの薄皮つぶあんぱんを食べてます。ちょっと餡が甘すぎですが、おいしいです。
　ケンが作ったあんパンの甘さはどんなものだったのでしょうか。