華中華（ハナ・チャイナ）　第１巻から第５巻

　徳島から横浜中華街の老舗高級中華料理店を営む大叔父の元へ修行にやってきた華子、
愛称「ハナちゃん」は、意地悪の先輩三人組の嫌がらせにも負けずに、仕事に精を出す日々だけど、下働きばかりで肝心の料理には全然触らせてもらえません。
　そんなハナちゃんは、横浜中華街をただよう幽霊の楊貴妃と出会い、彼女に導かれるまま
横浜中華街の小さいけれど老舗中華料理店を営む老夫婦に出会う。
　肩を壊した店主の代わりに重い中華鍋を振るった華子は、その腕前を認められ、お昼だけ
影の料理人としてチャーハンを作ることに。
　そこから始まる、ハナちゃんのチャーハンを中心とした料理物語です。

　すごくたくさんのチャーハンが出てきて、チャーハンもいろんなバリエーションが出来るんだなと思いました。なにより、考案して作る原作の人がすごいです。
　原作は、和菓子職人漫画のあんどーなつの原作も手がけた方です。

　ちょっと主人公のハナちゃんがいい人過ぎるけど、周りが濃すぎるので、物語の清涼剤としていい味を出しています。