「いつかティファニーで朝食を」第1巻
著 マキヒロチ
発行年 2012年9月15日
発行者 (株)新潮社
掲載レシピ
みんなの朝ごはん・朝食レシピ(by 朝時間.jp)
・ママの美味しいパンケーキ
・ちょっぴり大人なフレンチトースト
・鮭と里芋の味噌バター焼き♪ガーリック風味
・簡単トマトオムレツの朝ごはん
・朝食のシンプルパンケーキ
・トマトとアボガドのスクランブル
・簡単!炊飯器であっさり中華粥
「ティファニーで朝食を」は、オードリーヘップバーンが主人公を務めた有名な映画のタイトルですが、内容はよく知りません。
第一、朝食をといいながら、それらしシーンは出てこないと言うし・・・。
その文庫の漫画はタイトルどおりです。
主人公達は皆、いろんなお店で朝ごはんを食べます。
ストーリーは、主人公の一人麻里子が、同棲している恋人との関係に虚しさを覚え、別れを考えるところから始まります。
同棲していても、互いに忙しすぎて、すれ違いが多く、しかも男が気配りが足りない・・・。
そんなとき、相談するのは昔から仲のよい女友達。けれど、彼女たちもけっこうんしたり、互いに仕事をしたりで、中々会えない。
ふと、麻里子は、恋人と行こうねと約束しながら果たせずじまいの、家の近くに朝早くからやっているカフェに、みんなを誘うのです。
どれだけ夜遅くまで働いていても、朝の開始時間は皆だいたい同じです。
だから、集まることができました。
そこで、麻里子はみんなに恋人ととの事を話します。
少し重苦しい雰囲気に包まれてしまった彼女たちの気分を吹き飛ばしたのが、カフェの朝食。
新鮮なサラダ、もっちもちのパン、とろりとした卵。
おいしさが彼女たちを包み込みます。
そして、麻里子は決意します。恋人と別れ、新たな一歩を踏み出すことを・・・。
物語は、麻里子の3人の友達の話が交互に入って進みます。
いろいろあるけれど、それでも朝は必ずやってきて、皆美味しい朝食で、悩みを吹き飛ばしたり、ふと気づいたりするのです。
この物語には、美味しい朝食の店も紹介されています。
ただ、舞台が東京のせいで、東京にある店ばかりになってしますのが、地方の私には残念。
ちくしょう、こういうときは、うらやましいぜ、東京。