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膳文庫

 レシピ付き漫画や小説等を収録した文庫です。  

お料理の守護霊



「お料理の守護霊」第1巻

著 竹田真理子
発行年 2007年10月12日
発行 講談社

掲載レシピ
・ごはんとおみそ汁
・豚のしょうが焼き
・けんちん汁とさばのみそ煮
・鶏のから揚げ
・肉野菜炒め
・ハンバーグ
・ポテトサラダ



「お料理の守護霊」第2巻

著 竹田真理子
発行年 2008年3月21日
発行 講談社

掲載レシピ
・焼き餃子
・いなり寿司と細巻き
・ミックスフライ
・炊き込みご飯とかき玉汁
・アジの南蛮漬けとつみれ汁
・茶碗蒸し



「お料理の守護霊ー基本のキホンの上出来レシピ12ー」

著 竹田真理子
発行年 2009年3月13日
発行 講談社

掲載レシピ
・ロールキャベツ
・ちらし寿司とはまぐりの潮汁
・八宝菜
・ラタトゥイユ
・そうめん
・コロッケ
・すきやき
・てんぷら
・いり鶏
・親子どんぶり
・揚げ出し豆腐
・チャーハン

 この作品は、当時売れた料理本「調理以前の料理の常識」シリーズを原案に構成された物で
す。
 私もこの本を買いましたが、へぇって言うものが結構載ってまして、今もときどき使ってま
す。
 ただ、この本はどうやら関東風の味付けのようで、西日本在住の私には少し味に違和感があり
ます。

 この作品の主人公大島千寿は、独身のキャリアウーマンで、仕事はよくできますが、料理だけは天性と言っていいほどへたで、病院騒ぎを何度も起こしていました。
 その千寿は、一大決心で独身ながらローンで、一戸建てを購入しました。
 選りすぐりのブランド家具を持ち込んで、自分のお城を創ったと思いましたが、なんとその物件には幽霊が住んでいたのです。
 その幽霊は悪さはしません。住人が反抗的態度をとらなければ・・・。
 幽霊の名はハルさん。またの名をハル婆。
 この家を建てた住人で、死後この家に住み着き、ある条件の下に以後この家に住む者達を過ご
してきました。
 その条件とは、料理をお供えすること。もちろんすべて手作りで、できあい物は絶対許しませ
ん。
 さあ、困った千寿。何とか作って出しましたが、当然のようにひどい出来で、今まで一番最悪と言われてしまいます。はっきりの言われように、千寿は開き直り泣き笑います。
 その姿に、ハルは、料理は基本の連続。愛情を込めてやれば誰にでもできると論し、その証拠として、千寿に料理を教えます。その通りやると、ちゃんとした物が作れた千寿。
 そして、千寿とハル婆のスパルタ料理教室が開かれていくのです。

掲載されているレシピは、基本の物がほとんどです。
ストーリーも結構おもしろい回が多いし、レシピ付き料理本入門書としてもいいかも。


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コメント

プロフィール

HN:
神乃有月
性別:
女性
自己紹介:
膳文庫(かしわでぶんこ)管理人です。
歴史と料理本が好きです。
現在は、レシピ付き本を日々捜索中です。

 

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